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 写真を撮れば多くの人に見てもらいたい。タンスや金庫にしまい込む人はいない。そして写真の発表の場としては、写真展、写真集、雑誌の三つがある。中でも写真集はお金がかかるが、持ち運びができて、誰にでも見てもらうことが出来る。売れればもちろん経費をカバーできるから得だ。
 写真集を最も効果的な武器として現在を成したのが荒木経惟さんである。会社にあるゼロックスコピー機で量産した写真集を始め、様々な仕様の写真集をダイレクトメールで、有名写真家、評論家、マスコミへ送り続け、その強烈な個性を売り込んだ。現在でも写真集の発行を最高の表現だと考え、作れば必ず売り切れてしまう。
 荒木さんは別格だが、商業的に写真集の出版がペイするかどうかは別として、個性溢れる発想を思うままに、アナタ自身を丸ごと投げ出すことのできる写真集を、一冊作ってみては如何ですか。  谷 博


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