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写真集を作ろう
写真集の制作を印刷を頼ることはない!
自分で焼いたオリジナルプリントをまとめて一冊にすれば、それは立派な写真集である。(この際、ポートフォリオという言葉は却下する)
ルーズリーフに綴じるもよし、クリアーファイルに綴じるもよし。
しかぁあし! わたくしが、もっと美しく、格好よく、素晴らしい写真集を作る方法を紹介しよう。(実は横木安良夫さんに教わったんだけど)
簡易製本機というのをご存知だろうか。
東急ハンズなどでデモを見られた方もいらっしゃるかも知れないが、ご家庭で手軽に製本出来てしまう、というアレである。
以下に、横木安良夫氏直伝の簡易製本機による写真集制作を掲げる。
ささ、作られたし!(AK)
これが写真制作セット。上の四角いのが卓上製本機「ホームとじ太くん」
まずは写真を選ぶ。RCペーパーの方が作業が楽。イルフォードのペーパーなら40ページ以上いける
写真の大きさに合わせて表紙、中表紙を切る。少し大きめにすることをお忘れなく
扉の紙に凝るとカッコイイ
折り目正しく
中表紙の背にホットメルトを張る。ホットメルトは東急ハンズなどで売っている。IPMJに問い合わせても都合付けてくれるらしい。熱で溶ける樹脂製のテープだ
大型のクリップで止め
まずは一回目の「とじ太くん」
外表紙にもホットメルトを貼り、もう一度「とじ太くん」する。二重にすることで背が折れない。高級書籍のようで更にカッコイイ
背ぎりぎりの面にも細く切ったホットメルトを張ると、更に丈夫になる。そこはアイロンの方が楽。温度を上げすぎないように
サインをして完成だ。判も押すと、なおよろし
こうして作られた横木安良夫氏の写真集は、実は販売もされている。詳しくは今月のスペシャルギャラリーを見られたし。
そして、使用された簡易製本機「ホームとじ太くん」は、IPMJのShopでも販売されている。東急ハンズで買うよりずっと安い。
さらに、IPMJでは、上記の方法で作られた写真集を、今後シリーズとして刊行していく予定である。はっきり言って、流行らしたいというのが見え見えである。
写真はFujiFilm DS-7で撮影しています。