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6月4日 東京〜六日町〜小千谷

 眠い目をこすってこすって、6:40東京発のあさま303号に乗り込んだ。
 車内はすいていて、いきなりぐうぐう。
 JR東日本の割引切符は、7日前までの購入と行きは早朝便を指定されるが、帰りは何時の便でも良いし、4日間有効。これで新潟まで往復10,700円なのだから、すこぶるお得。
 新潟まで行ける切符で越後湯沢で下車。
 そのまま乗車券は有効なので、各停に乗り換えて六日町へ。
 河原には、9:20頃着いた。
 街は閑散としていたが、いつもの店が10時には開くだろうと、だらだら出港準備。
 出発する坂戸橋の河原から市街までは徒歩3分。
 ところが、スーパーは開いていない。どうやら廃業してしまったらしい。
 探しまわり、小さな商店で少量の食料、酒屋でビールを買い出した。
 が、水が手に入らない。
 500mlだけ持参していて、あとは買うつもりだった。
 探しまわっても結局水はみつからず(容器さえあればどこでももらえるんだけど)、河原へ戻った。お昼は、500mlで乗りきろう。
 コロッケ2個とビールを飲みながら、だらだらと出発準備の続き。
 天候は晴で、そよ風が心地好い。
 結局、出発したのは10:50だった。
 測量に来ていたおじさんも言っていたのだが、水量は少な目。
 漂いながら、艇上で原稿を書いた。

 八海橋の下は、相変わらず要下見ポイント。
 水量によって様子が変わるので慎重に。
 その後、GPSを入れていた防水ケースのふたを落とすという大ボケ。しかも、たまたまそこは深く、流されながらユラユラと沈んで行きましたとさ。

 浦佐前の最初のヤナを越えた所で昼食。ここは長くて過酷な瀬になっているので、自信のない人は下見した方が無難。長い瀬なので、入り口辺りで沈したら、きっと全身アザーズ。

 13:10から14すぎまで停滞。
 相変わらずな昼食を食べ(ごはん、インスタントラーメン、缶詰)、ビールを飲み、原稿を書く。
 六日町もここも、ちゃんとPHS圏内。
 では、アップロードしますか。


六日町まではワンマンカー


六日町駅前と今回の装備


六日町にはミニFM局があり、無料のインターネット端末が置かれていたのだが、調整中で使えず


スタート地点


八海橋下の瀬


浦佐手前のヤナの瀬


昼めし〜

 結局、出発は14:20頃。普段なら、昼寝してから出発というのがペースなのだが、今日は頑張って遥か彼方を目指すことにした。
 大半は適度な瀬で問題ないのだが、八色大橋下の消波ブロックがらみの瀬は下見した方がいいかも知れない。コース取りによっては、間違いなく艇に穴が開く。

 16時前から、にわか雨が降ったりやんだり、時には土砂降りになったりしながら、それでもひたすら進む。
 越後川口の手前にあるヤナの瀬は、雨が降っていたせいもあって、艇を降りないで下見し、まぁ、いけるかな、と、突入。
 予想以上にすごく、前方が見えないこともしばし。
 なんとかクリア。
 出発の時は、水が少ないかと思っていたのだが、この辺りまでくると、あきらかに前回より水量がある。増水とは呼べない程度だけど。
 信濃川との合流地点で、すでに17:30。
 結局、目標だった小千谷手前の鉱泉宿下には、18:20に着いた。
 艇を残し、着替えを持って坂を登ること数分。
 篠田という宿があり、入浴のみも可能なのだ。
 露天もないし、それほど広くはないけれど、まぁよしとしましょう。
 玄関で、バケツの中に濡れた衣類を放り込み、風呂へ。
 風呂上がりに、宿の玄関に座ってポケットTVでサッカーを見た。映りは良くなかったけど、なんとか目を凝らした。
 日本対ベルギー戦の、後半同点に追いつかれた所から最後まで見て、宿を後にした。なぜ玄関で見ていたかというと、まだ金を払っていないのに、受付に誰もいなくなってしまっていて、見ながら待っていたのだ。しかし、結局ひとは現れず、受付にメモと500円を置いておいた。300円だと言っていたような気がしたのだ。
 まぁ、またいつかくるでしょう。
 雨はあがっていたけど、なんと、40kmも漕いだせいもあって、どっと疲れが出る。
 コロッケの残り一個を食べただけで、21時前に、艇の中にマットレス&シュラフ&シュラフカバー&防虫ネットでごろ寝。
 さっさとおやすみなさい。


ヤナの瀬なんだけど、遠くてよくわからんか


合流点。右が信濃川。ここからは信濃川下りということになる


到着〜


こちらの宿で風呂を借りた