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毎月様々な場所へリポーターが出向き、滞在することによって読者とインタラクティブに交流しながらリポートを展開します!

路線バス乗り継ぎ「北へ」

 '97年3月、ぼくらは路線バスを乗り継いで「伊勢への旅」を敢行した。
 あれから2年の月日が流れ、ぼくは北へ旅立つ。
 路線バスは、まだぼくを待っていてくれるだろうか。

 ルールは2つ。
・バス、もしくは徒歩を移動手段とする。
・5日間で行ける所までとするが、先へ進めなくなったら終了とする。

ルートについて
 予定ルート選択は、昭文社のニューウエストという都市地図で行った。それは単に、図書館にあったバス路線図入りの地図と言えばそれしかなかったことに起因する。以前の経験からして、地図はあてにならないことは判っているのだが、そうばかりも言っていられない。ただ、役に立たない地図を「買う」のはシャクなので、図書館で借りることにしたのだ。1997年5月の発行だから、まぁ、悪くない。
 ルートを選ぶ上で、ポイントになることはいくつかある。
 北へ向かうと言っても、漠然としすぎている。新潟県だって北だし、栃木県でも、茨城県でも北だ。新潟県の日本海を見てエンディングを迎えればドラマとしては面白いだろうが、今の時期には過酷すぎるだろう。人口分布から考えても、バス路線はあるがバスの本数が少ないために長時間の足止めを食らう可能性が高い。
 では、真っすぐ北へ向かうことを考えてみよう。
 地図を見ただけで、難所に気づく。
 利根川だ。
 予想通り、この川を越える路線バスは極端に少ない。これをどうかわすかがポイントだ。熊谷市の北にある妻沼町で群馬県へ入れる。ただし、ここまでのルートが困難を極め、あまり現実的ではない。下手をすれば、そこへ辿り着く前に予定日数を越えてしまう可能性すらある。そこから下流へ目を向けると、次に橋を渡っているのが幸手市の北の栗橋町。ここにある利根川橋には路線バスが走っている。それは茨城県古川市へ抜けるバスなのだが、残念ながら、古川市以外から栗橋町へ行くバスがないので、これは使えない。
 東京から千葉へ抜けることを考えてみると、ベストな国道6号線の新葛西橋には路線バスは走っていない。さらに下流へ目を向けて、国道14号線の市川橋には、路線バスが走っている。上流へ目を向ければ、埼玉県の三郷市と千葉県松戸市を結ぶ松戸橋に路線バスが走っている。それより上流の野田橋などにも路線バスが走っているが、茨城県内での接続が悪いので除外する。(つくば市内で南下する必要が出てくるのだ)
 千葉県我孫子市と茨城県取手市に架かる大利根橋には路線バスが走っている。後は、主に国道6号線に沿って茨城県を北上し、福島県、宮城県へと進んで行きたいと思う。(福島県双葉町より先は6号線を離れて内陸へ入るしかないのだが)
 結果、出来たのが以下のルートだ。たった5日では宮城県へ到達することはないと思うので、それ以降は考えないこととする。
 まぁ、この通りに旅が出来るとも考えられないけどね。

東京駅八重洲口−浅草橋−浅草−東向島−金町−埼玉県三郷−千葉県松戸市−我孫子市−茨城県取手市−牛久市−土浦市−石岡市−茨城町−水戸市−日立市−高萩市−北茨城市−福島県いわき市−広野町−大熊町−双葉町−川俣町−月館町−保原町−国見町−宮城県白石市

今回の使用機材
 カメラはFUJIFILM製のDS-8。ベストサイズ、ベスト画素数(35万画素)。ホームページ用には、メガピクセルよりこっちが扱いやすい。
 データ通信は、ASTEL PHSのAP-15と、ASTEL DATA CARD XN-11もしくはISDN公衆電話とTDK MODEM DF3314Eの組み合わせ。
 携帯端末は、WinCE2.0機であるCASSIOPEIA A-55Vを使用。
 WinCE2.0に画像をリサイズするソフトが存在しないため、写真は、DS-8の低解像度モードで撮影したものを1日1枚にとどめ、テキスト主体のリポートに。後日、PDF形式で写真を増やした再構成版をアップするかも。

読者とリポーターを結ぶメッセージボード
 書きこんだ内容が即座にホームページ化されてしまうメッセージボード
 現地にいる「DO-YAH」スタッフへの連絡はこれが便利。もちろん、電子メールでもOK!
 リポーターは、あたなの指令で動き、次々とリポートをホームページに発信します。

使用機材

4月12日
4月13日
4月14日
4月15日
4月16日

まとめ


つぎは何処へ?

Reported by AkiraK.