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1月4日 小浜島−石垣島−那覇−名古屋

 昨夜は本当にすごかった。
 雨はぱらぱら程度になったのだが、台風かとも思えるくらいの突風。実は、ヒッチハイクさせていただいた方に天気をうかがったら、「こと後、北風がふくらしいねぇ」とおっしゃっていて、まさにその通りになった。
 屋根の下なのだが、最も風下の端に陣取っても濡れるのだ。ゴアテックスのシュラフカバーがなかったらどうなっていたことか。やわなテントなら壊れそうな風だ。
 そんなわけで、チャットも40分くらいで退散してしまった。さらに馬鹿なことに、PAGEを要求しておきながら、それに応えるすべを知らなかったため、おろおろするばかりだったのだ。慣れないWinCE機の上に、NIFTYのチャット自体が数年ぶりで、いかんですね、突然の思いつきは。PAGEいただいた方、ごめんなさい。
 で、現在(10時)はというと、相変わらずの突風、曇天、小雨である。雨は、傘をささなければならないほどではない。もっとも、この風ではさせないけどね。
 朝の気温は20度以下には下がらなかったけど、風が冷たいので、なかなかシュラフから出られず、それでも、9時には出発した。横風をまともに受ける所にいても消耗するだけだと考えたからだ。
 30分くらい歩いて、船付場の奇麗なトイレに到着。壁があって快適快適。
 コーヒーを入れ、朝食をとり、天候の回復を待ちながらこれを書いている。
 心配していた船は、ちゃんと運行されているようでひと安心。
 もう一泊するつもりだったけど、回復の兆しがない場合は、昼食を食べたら(米はもうといである)石垣島へ戻る予定。
 さて、どうなりますやら。
 てことでアップロード。

 11時10分発の船で石垣へ戻り、離島桟橋の案内所で明日以降の状況を聞いた。
 いい話は全く聞かれない。
 この時期、西表島の北側の航路は欠航が多く(リーフが多く海が浅いため)、それは知っていたのだが、前線が石垣島の南に停滞している今、明日の鳩間島行きはまず無理だろうとのことだ。
 今回の旅は、メインを鳩間島に置いていたのだが、火木土に一便しか出ない船は、お正月休みで、運行は5日からだった。今までまわっていた島は、時間潰しの意味もあったのだ。
 それがなんと、本命が苦しいという。
 いやがおうにもテンション下がる。
 5日あきらめ、もし7日に船が出たとしても、9日にも出る可能性は低いかも知れない。
 鳩間島から西表島まで渡しが出ることもあるらしいが、小さな漁船らしいので可能性は低いだろう。
 8日、もしくは最悪でも9日には東京にいないといけないので、悩む所だ。
 石垣は、風はそれほどでもないものの、しとしと冷たい雨がふり続いている。
 現在12時10分。
 悩みをかかえたままアップロード。

 これは今、那覇空港の出発ロビーで書いている(PHS使用可)
 結局そういうことにしたのだ。
 離島桟橋で、明日の鳩間島への船が、まず駄目だろうと確認した後、その裏手にある旅行代理店へいってみたところ、那覇経由なら19時過ぎに名古屋空港へ入れるという。最後の一席を、今時珍し手書きの航空券で手に入れる。
 八重山の天気は2、3日で回復しそうにないので、昨年のように実家(岐阜だったりする)に顔を出すことにしたのだ。
 那覇行きのANKは、13時35分の定刻をかなり遅れて離陸した。揺れまくって厚い雲を突きぬけたものの、上空でも揺れ続け、キーボードを叩く気にもならなかった。
 石垣空港では、傘をさして飛行機の所まで歩いて行って乗り込んだ。1Aの席だったので、スッチーと向かいあわせかとドキドキしていたら、向かいあわせではあったものの、間に壁が隔てていた。
 那覇空港は、大改築中。ボーディングブリッジが着々と建築中だった。次に来るときは見違えているのだろうか。
 今回、帰りは新しくなった宮古空港経由で帰るつもりでいた。7日に鳩間島から石垣島へ戻り、夕方の飛行機で宮古へ。連絡が着けば宮古に住む知人と食事でもし、翌8日に東京入りするのがベストだったのだ。まぁ、世の中そんなにうまくいってばかりではドラマがない。
 この後、名古屋行きのANKは17時10分発。それまでまだまだ時間がある。すっかり雨なので空港を出る気にもなれず、みやげもの屋でうだうだする予定だ。
 現在15時30分。旅は、ここで終わりとしたい。
 あとは、後日まとめに記すことにする。前回のように、フィルムで撮った写真を加えて加筆修正版を作るかも知れないので、気が向いたらまた覗いてみてください。(書いたらメッセージボードにお知らせします)
 では、今度はあなたが島旅を。


ねぐらの朝の様子