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12月19日 多良間島
それは、本当に突然だった。
小雨は、明け方から降り続いていた。それほど風もなく、屋根の下だったこともあって、そのまま8時まで就寝。
その後は、いつものホットケーキうんぬんの朝食を食べた。
朝食もほぼ終わり、2杯目のコンデンスミルクティーを飲んでいたとき、そいつはやってきた。時折空が轟くことがあったので、もしかしたら、とは思っていたのだが、突風はいきなりやってきて、その数秒後には、視界もままならない大雨になっていた。
まだシュラフを片付けてさえいなかった。
屋根なんて、ないも同じだった。
とにかく濡れるとマズイ物をデタラメにザックへ放り込み、視界確保のためにマットレスを頭にかざしながら20歩先のシャワールームへ物を運び込んだ。
2往復で主要な物は運び、食料や調理機具は濡れるに任せた。
まったく、おそるべし天候の急変である。
しばらく窓すらないシャワールームに居たのだが、今回は本すら持ってきていなかったのですぐにあき、今更な気もしたけど完全雨装備をして出かけることにした。
もちろん、主要な荷物は置いていく。
幸い、徒歩5分で昨日も行った資料館。
大雨&雷におののきながら辿りつき、ビデオ鑑賞。
ところが、昼休みは誰も居なくなるからと、12時で追い出されてしまった。再開は、今日は会議があるため1430だという。
雨の中、居酒屋食堂へ行ってソーキソバ600円を食べ、図書館へ。鍵がかかっていて、入れたのは一時間くらい後の14時近くなってからだった。
新聞が読みたかったのだが、今日は飛行機が欠航したため来なかったとのこと。
週間誌を読みつつ、雨のやんだ1630くらいまで、図書館でのんびり過ごした。
その後は、生協で少し買い物をし、集落を散策し、寝ぐらに戻った。
荷物を整理し、紐を張り、濡れ物を干す。
夕闇迫る中、ビールや泡盛りを飲みながら原稿書き。
その後は、テキトーに飯を食べて、20時頃寝たかな。
朝の様子。左の建物がシャワー室
嵐!
図書館の前で待つ