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8月7日 プサン―ソウル―関空―羽田―新宿
バスは、2時過ぎに一度SAに停車したので、トイレへ行き、缶ジュースを飲んだ。500ウォンだった。
予想通り、0430頃にはソウルの高速バスターミナルへ着いてしまった。
さて、どうしたものか。
これといってあてはない。
起こされたこともあって、やたら眠かったので、ターミナル前広場のベンチに横になった。
広場には、私のような人がそれなりにいて、それなりににぎわっていた。目の前がタクシー乗り場なので明るく、危険でもないだろう。
そこで一時間ほど時間を潰すと、空が明るくなり、蝉が鳴き出した。
ガイドブックを見ても、いい案は浮かばない。
腹が減ってきたので、近くのファミリーマートへ行き、サンドイッチと500mlPETボトル入り飲料を買った。どちらも1,600ウォンで、あわせて3,200ウォンと、日本の価格と同じだったので高く感じた。飲料は、ハングルは読めないけど、Woongjinと書いてある、茶がかった白い飲み物で、Good Riceとも書いてあったことから、もしや、沖縄のミキのような飲み物ではないか、とドキドキしたのだが、アーモンドミルクセーキらしかった。
空が赤く日もさしているのに雨が降ってきたので、地下鉄に乗った。
空港へ向かってもいいのだが、いくらなんでも早すぎるので、ソウル一の繁華街、明洞へ行ってみることにして、地下鉄の切符を買った。初乗り600ウォンである。安い。
ところが、何気なく通った改札が、目的の方向と反対だった。どこかに反対側へまわる通路があったのかも知れないが、面倒だったので、切符を通して抜けてしまった。
もしかしたら、と思っていたのだが、切符は機械に飲み込まれて、また買う羽目に。
自動販売機がコインしか使えないので(別の駅には札が使えるものもありました)、窓口で係員に告げて買うわけなのだが、ちょと緊張しますね。
それはさておき、明洞に着く頃には、雨は本降りになっていて、一応折りたたみ式の小型の傘を持ってきてはいたのだが、すっかりひるんで外に出ることもなく地下鉄へ。
ふたつ先の、空港への路線の乗り換え駅へ向かった。
もう7時近かったのだが、相変わらず雨が降っていたので、やはり駅の外へは出ず、改札近くのベンチに座って原稿書き。
隣には、ぐうぐう眠るおじさん。
ところで、韓国では駅や空港では撮影禁止だとガイドブックに書いてあったので、こそこそ撮っていたのだが(やっぱり撮るんかい!)、バスターミナルでは、わいわい記念撮影に興じる韓国人団体もいたりなんかして、それほど厳格なものではないようだ。撮影禁止の看板があるわけじゃなし。
そうそう、プサンのは日本サイズに近かったのだが、ソウルの地下鉄はすごく広い。韓国人が大江戸線を見たら、また馬鹿にするんだろうなぁ、と思ったのだが、深さは大江戸線並みかも。
こちらにきて、まだ日本人と判る方々には出会っていない。とはいえ、住んでいる新宿5丁目は韓国人だらけなので、外国に来たという感じが希薄で妙な感じ。
現在、0740。暑くなってきたので、空港へ向かうことにします。
飛ぶまで、あと9時間もある!!
とにかく、地下鉄で金浦空港へ。
車内で寝てしまったものだから、眠気倍増で空港施設内のベンチでひと休み。
気をとり直して散策するが、どうもおかしい。
インフォメーションへ行っても、日本語はおろか、英語も通じない。(私の英語力にツッ込みを入れないでね)
建物を出て見れば、200m斜め向かいに、InternationalAirPortと書かれた建物があるではないか。
国内線の方だったのか、と、気をとり直して炎天下徒歩ほ。
雨はすっかりあがっていた。
事故処理の車を横目に芝生を突っ切り、建物内へ。
ところが、こちらは薄暗くがらんとしていて、ほとんど使われている形跡がない。わずかに、大韓航空の窓口があるだけ。
むむむ、そういえば、最近空港が移転したとか。。。。。
うろうろしていたら、「金浦空港−仁川国際空港」と書かれたバスを発見。
バスの前にいた係員にナンチャッテ英語で聞いて(いつだって、日本語なんだけどね)、バスチケット販売所の場所を聞く。
チケットは、6,000ウォン。
なんて高いんだ、と思ったら、発車したバスのTVによると、40分もかかると聞いて納得。
日本語の案内ビデオも流れました。
仁川空港は、ぴかぴかの近代的な建物で、ようやくJALの窓口発見。でも、まだ1030。
とりあえず、原稿を書く。
11時過ぎにJALの窓口へ行ったら、手続きを途中まで進めてから、1430過ぎにまた来てください、ということになった。1705発では、まだコンピュータが受付ないらしい。
了承し、飯でも食おうかとウロウロしていたら、空港使用料が15,000ウォンもすることに気がついた。事前の情報では9,000ウォンだったのだが、移転に伴って値上げられたらしい。
これは困った。
所持金があと17,500ウォンしかなく、これでは昼飯が食えない。新たに両替えするか、カードを使えば問題ないのだが、腹が減っている訳ではないので、空港の端のベンチで読書の後に寝てしまった。
で、指示通り1430にJALのカウンターへ行って手続き。
空港使用料を払って、出国窓口へ。
特に何もなく(レザーマンツールがバックに入っていたが平気だった)、搭乗エリアへ。
ぐるりとひと巡りするが、サンドイッチが5,000ウォンだったので、食べる気もすっかり失せ、TVを見たり本を読んだり寝たりして時間を潰した。
どうして構内に本物の鳥がいるんだ?(鳩よりもデカイ)
それはさておき、飛行機は1635に到着。DC-10だったので、かなりがっかり。
1705に間に合うのかいな、と思っていたら、案の定、遅れるというアナウンス。関空での乗り継ぎが70分しかないので、あまり遅れるとマズイのだが。
飛行機は、30分近く遅れて離陸。機内で軽食が出た。
関空では、最優先とするための、便名が書かれたステッカーをTシャツの肩の辺りに貼られ、国内線へ乗り継ぎ。
関空〜羽田便も、やや遅れたこともあり、問題なく乗り継げた。
羽田からは、新宿行きのリムジンバス。1,200円で、2140発に乗れ、新宿駅西口から新宿5丁目まで歩いたものの、2240くらいには、戻ってくることが出来た。
第一ラウンド終了、という感じ。
シャワーも浴びずにとりあえず着替え、コインランドリーへ。
着ていった衣類は明日からも使うのだ。
洗い上がりを待つ間、コンビニ弁当と原稿書き。
そして、2340、更新。
今日は早めに寝よう。

途中停車した高速道路のSA

ソウルのバスターミナル

バスターミナル駅には地下街もありました

どういうわけか、洞窟風駅も

外は雨。ひるんで引き返す

仁川空港

なぜ鳥が?

関空まではDC-10がご案内