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7月8日 徳之島―沖永良部島
6時半に起きる。
空に雲は少なく、朝食を食べ終わる頃には、強烈な日差しが照りつけて来た。
釣り人が現れたので聞いたら、今日の干潮は8時半だという。
うーむ、もうそれ程ひかないのか。
暑くなってきたので、潜ることにする。
期待を外して、なかなか良かったです。
湾の中にも深い裂け目があって、大型の魚が色々いた。ちょと恐い。珊瑚は、枝珊瑚はほとんどなく、生きてなさそうなテーブル珊瑚が多かった。
水中カメラでパシャパシャ撮る。日差しは強くていいのだが、惜しいことに、おそらくオカヤドカリの卵であろう細かな浮遊物が多く、透明度が今ひとつだったこと。
深い所は抜群の透明度だったのだが、深いと暗いので、撮影には適さない。
返す返すも、水中カメラ(ニコノスIVと水中ストロボ、ポラロイドジョイカム水中ハウジング、水中ハウジング入りHi8ビデオカメラ)を持ってこなかった事が悔やまれる。
身仕度を整え、海岸を9時半出発。
地獄の登りを過ぎ、犬の門蓋という、珍しい岩礁を見学の後、平戸野へ。
沖永良部島への船は、12:20に出港する。
ISDN公衆電話を見つけたので、原稿を書く。
現在10:40。ではアップロード。
船は、定刻を遅れて12:55に出港した。沖永良部島の知名港まで990円である。
沖永良部島は、94平方キロで、人口15,315人。島の最高地点でも246mと、割と平坦な島だ。
島には、知名と和泊の2つのフェリー発着港があり(徳之島にも2つある)、明日、私が与論島へ向かうのは和泊港だ。
15時前に知名港へ入港。
自転車を組み立てるのも、お手のもの。
まずは、大山の展望台を目指す。
いくら最高点で246mといえど、炎天下の登りはほんとうにキツイ。休み休み進み、ようやく展望台へ。
遠くは霞んでしまって、残念ながら徳之島、与論島のみがぼんやり見えただけで、沖縄本島までは見えなかった。
最高点まで登ってしまえば、後は下りが主な楽々コース。
東洋一らしい昇竜洞へ行こうかと思ったけど、すでに16:40で、16時半の閉館時間を過ぎていた。
ま、いっか。
見所を残しておいた方が、次回来た時に楽しめるというものだ。
昇竜洞をはじめ、この島には200もの鍾乳洞があるそうだが、島を走ってみた感じでは、その数字は信じられそうだ。道の脇の林の中に、洞穴がいくつも確認できた。突然、今走ってる道が陥没、なんてことがなきよう。
大山の北側へ出、海沿いに北東へ向かってワンジョビーチへ。もちろん、手前の集落でビールを仕入れることを忘れない。
ビーチは遠浅で、美しい砂浜が広がっていた。湾内のリーフにお魚たくさん。おかげで、つい水中カメラのフィルムを使いきってしまった。
ビーチ脇の施設でシャワーを浴びさせてもらい、さらには、屋根まで提供していただいた。本来は食堂や海グッズレンタルの店なのだが、営業は20日からだそうだ。
気のいいオッチャンに感謝感謝。
この島にはハブはいないので、久々、網をかぶって寝るとしよう。
食事を作って食べた後は、原稿書きと読書。
ああ幸せ。
シュラフカバーに潜り込んで、寝たのは23時頃かな。
ワンジョビーチの夕景