


2. New Yorkで自由の女神を見に行く遊覧船で撮ったものです。アメリカでよく見られる観光する老人たちです。

3. 同じくNew Yorkの街角で撮ったものです。アメリカは面白い看板が多いですよね。
評 あー、なるほど。素直に、眼的な刺激に対して応えようとしたものかな。どの写真からも目線を感じるしね。2.3.には、視線が写っているでしょう? 見てる者に対して見てる、というのが面白い。これはもっと見たいですね。1.は、この人に対する撮影者の想いがあるのかな。

評 最初の2枚が面白いですね。自分の見ているものが何か、ということが伝わったくる写真というのが一番面白いんじゃないかな。4枚目は、エロチシズムみたいなものがあるんだけど、最初の2枚はそれを越えていると思う。写真を撮る行為としては4枚目だけれど、写真としては最初の2枚。全体を見て、撮影者は彼女たちを愛していないということが判るよね。お人形さんのような見方をしている、というか、距離を置いて、撮ることで刺激を求めている感じかな。そこから昇華していくことが大切ですね。
総評 うーむ、撮り続けるしかないですね。自分が何を愛しているか、ということをもっと知ったらいいと思う。撮りたいという気持ちと、撮ってしまったということの間に、何かがあればいいんじゃないかな。それは、愛だったり、もっと単純なものかも知れないけれど。やはり、素直に撮った写真は面白いですよ。 築地 仁(写真家/ワークショップ主宰)
注・築地 仁氏の作品は、スペシャルギャラリーNo.15、16に掲載されています。