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写真家集団プラスアルファ

実力派高校生集団を追う


 写真家集団プラスアルファは、高校生を中心とした写真家の集まりで、現在メンバーは20人ほど。月刊カメラマンやCAPAなどの月例コンテスト高校生の部や一般に混じってのコンテストでも活躍され、京セラコンタックスフォトコンテスト大賞、我ら地球人フォトコンテストグランプリなど輝かしい実績を誇っている。
 写真家集団プラスアルファが生まれたのは一昨年の冬。高校に写真部もなく写真を撮る友人を捜していた安藤理智さん(右写真)が、CAPAの友人募集欄に投稿していた越岡亮さんに連絡を取り始まった。月刊カメラマンやCAPAの月例フォトコンテストで活躍している高校生に口コミで会の存在が広まり、メンバーの数が増えていったという。今年の夏にYoung Eyeと題して写真展を行い、その場に来た人々がまたメンバーに加わり現在に至っている。
 「写真に対して積極的な人が集まったら自然とコンテストに入賞する人が集まった」と安藤さんは語る。特に会として拘束するものはなく、写真部といった感じの会ではない。どちらかといえば写真が好きな友人の会といった雰囲気で、明るく楽しくそれぞれの写真を撮っている。「賞を狙っているのではなく、自分の実力を計るためにコンテストにそれぞれ出しています」という言葉がうなずける。
 「飛行機の写真以外なら大抵はそっろっています」と言う言葉通り、鉄道写真・ポートレートから幻想的な作品までメンバーの撮影するジャンルも多岐にわたる。違うジャンルの写真を撮る人間と語らうのも、また楽しいという。メンバーは地方にも広がり、東京大阪から島根まで全国各地にいる。プロを目指すものもいればそうではないものもおり、本当に様々なメンバーの交流が、素晴らしい写真を次々の生み出していく彼らの原動力になっているように強く感じた。


写真家集団プラスアルファのホームページが開設されています。
http://www.labnet.or.jp/~lab00163/risato/risato.htm