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8月27日 スカグウェイ〜Haines〜Juneau〜

 起きたら9時だった、の、はずだったのだが、アラスカ時間は一時間遅く、それに気がついたのは午後になってからだった。(これは、出発直前の船の中で書いている、と思ったら出発した)
 どうも居心地が悪く、早々に出発。昨日話につきあっていただいた日本人は、すでに出かけた後だった。(船で一日観光ツアーに行くと言っていた)
 徒歩歩と散策していると、インターネットカフェ発見。
 営業開始直後で、床掃除をしていたくらいだ。
 15分2ドルで、コーヒーはフリーだった。
 残念ながら日本語の表示はされなかった。
 通信後店の前のベンチで中から持ち出したコーヒーを飲みながらパンを食べていると、受付の男性が出てきて、コーヒーのおかわりをすすめてくれた。
 デタラメな英語でなんとか会話し、郵便局の場所を確認。
 ザックを預かってくれるというので、そのまま残し、キャスターで曳いていたスターンズ一式(インフレータブルカヌー、パドル、靴、ウェイダー、熊スプレーなど)のみで郵便局へ。
 日本までは、61.95ドルだった。身軽になって万万歳なのだが、果たしていつ日本に届くのやら。
 インターネットカフェでザックをピックアップ後、フェリーターミナルへ。
 街は、入港している二隻の豪華客船のおかげで、金持ち旅行者であふれていた。高級土産物店や宝石店が建ち並ぶ。
 今日の1345発のフェリーは、運良くシアトル近くのBellinghamまで行く便だった。ただし、着くのは4日後の31日8時だけど。(約90時間!)
 料金は、277ドルだった。
 ここで、ようやく時差に気がついた。
 出港まで2時間以上あることがわかったので、街のうら山を0.5マイルほど登り、湖を見に行った。インターネットカフェの兄ちゃん情報では20分だったが、実際にはもう少しかかった。
 曇り空で、時折小雨だったか、リスも結構いて、なかなか楽しいショートトレッキングコースだった。
 スターバックスでコーヒー、サンドイッチ、パンを買い(昨日の売れ残りハーフプライス品も買った)、フェリーターミナルで食した。
 フェリーは、予想より大きくて、東京〜北海道便くらいのサイズがあった。とはいえ、隣りに停泊中だった客船(7万トンクラスだろう)に比べるとかわいいものだが。
 船に乗り込み、右往左往。
 バックパッカーが居てもいいフロアが判らないのだ。日本のような雑魚寝エリアがあると思っていたのだが、そうではなく、船内の適当な場所に適当に居て、夜になったら適当に寝ればいいらしかった。(ほんとか?)
 とにかく、船は出港した。後は、なるようになるだろう。(日本人は皆無だ)

 突然だが、テスリンリバーの漕ぎ時間は50時間12分、最高速度16.9km、平均速度7.1km、距離は356kmでした。

 突然書いたのは、フェリーが最初の寄港地、Hainesに着いたから。
 GPSで遊んでみようかと。

 それはさておき、Hainesにはまったく何もない。小さなターミナルがあるだけだった。
 一応降りて、ジュースを買った。自販機なのだが、船内だと1ドル、ターミナルだと75セントだった。
 船は、定刻1715に出港。時速29.6km(GPS読み)で南下を続ける。
 天候は相変わらず曇り。雲が山頂を覆っている。
 私は読書&原稿書き。

 20時過ぎに、スターバックスで買ったディスカウントもののパンに付属のクリームチーズを付けて食べた。
 意外にも、22時前にはJuneauに着いた。マクドナルドが2件もある街のはずなのだが、暗くてよく判らなかった。
 出港は1時すぎなので、ダウンタウンで食事して戻ってくるくらいの時間はあっただろう。
 面倒になって、ターミナルに降りることすらしなかった。
 読書をして過ごし、ラウンジ椅子で寝ていたら、いつの間にか出港していた。時計を見たら2時近かった。
 寒かったのでトレーナーも着て、横長のソファに移動し、眠りについた。


お世話になったインターネットカフェ。街には他にもある。相手をしてくれた兄ちゃんは季節労働者で、冬はカリフォルニアだそうだ


フェリーターミナル


ハイキングコース


スカグウェイ全景


右が客船、左が乗るフェリー


スターバックス製サンドイッチ


乗船は車と同じところから


ラウンジ


バックパッカーはここで眠る!?


さらばスカグウェイ


Hainesに停泊


氷河だねぇ


Juneau入港