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4月17日 竹島

 今日は寒さで目を覚ますこともなく(虫刺されで何度も目を覚ましたけど)、7時半起床。空はどよよんと曇っていて、風もある。
 相変わらずのホットケーキとコンデンスミルクティーの朝食をとっていた9時すぎには、ぱらぱらと雨が振り出した。量はたいしたことないけど、風があるので吹き込んでくる。
 とりあえず、停滞することにして、読書したり原稿を書いたりしてすごした。
 役場の出張所から借りた懐中電灯にラジオが付いていたのでお昼のニュースを聞いてみると、雨は今日一日降り続き、明日の明け方にやむという。
 まぁ、そういうことなら動かなくてもいいかな、ということで、いつもの昼飯。
 14時すぎ、読書をしていると、昨日ここへ案内していただいた出張所の方が現れた。シケるので、港の小屋へ移るべきだという。お言葉に甘えて移動。
 港の小屋は、水もトイレもあり、至極快適。集落まで徒歩5分の楽ちんさ。
 今夜はビールがのめそう。
 問題は、明日船が予定通り来るか、ですね。
 港の小屋で読書にふけるも、雨は酷くはならないけど止む気配もなし。
 16時すぎ、雨具に着替えてビールの買い出し。
 上下共ハイテク素材(上はユニクロ、下はバーゲンものだけど)に包まれていれば、雨もそれほど苦にならない。そりゃまぁ、多少の負け惜しみはあるけれど。
 酒を扱っている民家は、それ程の量は置いていないので要注意。缶は、350mlのスーパードライとキリンの発泡酒のみ。発泡酒を手にとったら、おじいに、「左のやつから」と言われたので、逆らわずにスーパードライを2本購入計500円なり。
 焼酎の小瓶について聞いたら、しばし躊躇の後、底にわずかに残った「金のウーロン茶」のペットボトルを持ち出して、「移し替えたのでどうか」と提案された。もちろん異論はなし。500mlで400円なり。
 アルコールは手に入ったし、で、小屋に戻って原稿を書きつつ飲酒。
 問題はツマミっす。魚肉ソーセージ一本しかありまへん。あちこちに繁殖しているアオノリを採取して火であぶるのも魅力的なんだけど、風にあおられて海に落ちたら恥ずかしいしなぁ。キャンプ場のまわりにはタケノコいっぱいあったのに、この近くにはなさそうだし。
 と、書いてる間に、ソーセージはなくなるし、ビールは2缶目。
 雨量はそれ程でもないけど、風がごうごう唸っている。
 17時も30分以上まわってから、雨が止んだ。
 上下雨装備で散策してみることにする。一部、まだ歩いていないルートがあったのだ。
 風のほうは、島内の道は大半が両側竹薮となっているので、歩いている間はあまり感じない。
 雨は、出かけたらすぐにまた振り出した。小降りなので気にしない。
 あれこれ散策し、ついでにタケノコも採取した。
 ぶらりと立ち寄ったふれあい広場にある体育館らしき建物は、すでに誰もいなかったので確かなことはわからないけど、シャワールームがあるようだった。
 港に戻ったら、もう18:30になっていた。
 借りっぱなしのラジオ付きライトで、NHKのニュースと天気予報をチェックしつつ、焼酎を飲みつつ、飯の支度。
 タケノコは、顆粒のダシで煮るしかなかったのだけど、まぁ、なんというか、タケノコですね。焼酎のツマミに、ま、いっか、と。
 調理中に暗くなりすぎたので、蛍光灯(!!)をつけた。
 メニューは、昨日と同じ、ごはんにタラコスパゲティ。ま、贅沢は言いませんとも。
 食後は、原稿を書き、読書をし。
 いやあ、目茶苦茶快適っす。
 室内なので蚊もいないしトイレとなりだし。
 嵐よ、どんとこい、て感じですかね、単なる酔っぱらい。
 こうして利用している電気は、島の発電所(先程のぞいてきましたが、小さな事務所に人が居ました)によるもので、それを無料で使っていることになる。キャンプ場は無料だし(募金箱に入金してこなかったことが悔やまれる)、共同の販売所はないし、、、、買い物も出来ないのだから、島に貢献することは難しく、よそからやってきて、搾取するだけで去ってしまいそうで心苦しい。
 なーんて善人ぶったことを言ってみても、酔っぱらいはさっさと21時過ぎには寝てしまうのでありました。


キャンプ場の炊事場。この床で寝ました


移ってきた港の小屋内部。とっても快適


聖神社の向い獅子。なんか可愛い


東風泊付近の潮溜り。うーん、楽しそう


港の小屋外観