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1月2日 西表島

 寝たり起きたりを繰り返し、朝は強風と寒さのため(シュラフの中はぬくぬくだけど)、結局9時頃まで寝ていた。
 天候は曇り時々晴れ。風がすごく強い。
 昨日の残りのパンと、豆を挽いて入れたコーヒーで朝食をとった。
 強風にうんざりし、昼までいることにして、米を水にひたしておく。
 カップ麺用の水は、十分沸かすので川からひいているらしい水を使うことにした。見た目には全然OKだが、油断は禁物。ここは牛もいるし、過去、マラリアが猛威を奮った場所なのだ。
 ごはんとカップ麺で、12時前には昼食。
 今回、バーナーは軽量化のため、トランギアというアルコールバーナーを使用している。単なるアルコールの容器なので軽い。火力の調節はアバウトだけど。
 12:15頃に出発。下りはRazor、登りは徒歩。
 ひたすら歩いて休んで歩いて17時半に西表温泉到着。天候は、風が強いながらの晴れ時々曇りなので有り難かった。
 西表温泉は1,200円で、内風呂、内露天風呂、水着着用の外風呂、プールという構成。受付の説明で水着の有無を聞かれ、持ってると答えたのだが、素潜りセットと共に送り返していたことを忘れていた。従って、内風呂、内露天風呂のみ堪能した。
 ほとほと歩き疲れていたので、入浴後もほとほと休む。
 ぐったり。
 ぐったりしつつ、原稿を書いた。

 19時も過ぎ、辺りは真っ暗。星が出ているが、月はない。
 高那のバス停へ行き、その小屋の脇を今日の寝ぐらに決めた。バス停小屋の中には一畳分の畳が敷いてあったくらいなのだが、夜に見回りに来て退去命令を受けても嫌なので(バス停小屋は温泉へ続く道の入り口にあり、温泉営業終了の21時頃見回りがある可能性が高かった)、こそこそすることにした。幸い、小屋の脇は道からはほとんど見えない。明かりを消せば全く見えないだろう。
 そこでご飯とインスタントカレーとスープの夕食をとり、22時くらいまでキャンドルランタンの明かりで本を読み、眠ったのでありました。


これがトランギア。1,200くらいで買えます


南風見田の休憩所。この下で眠った


ようやく日本最南端の温泉に到着