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6月9日 摺沢−陸中間崎−一ノ関−東京
雨音で目覚める。4時だった。
うーむ。
どうしようもないので、また眠る。
起床予定時刻の7時でも、まだ降っていた。
7時半に意を決し起きる。今日は7時起床、8時出発の予定だったのだ。
お馴染みの朝食をとり、撤収をしていると雨は止んだ。
8:30の出発の時には、時折太陽が顔を出すタイミングのよさ。以降、晴ベースの時々曇という、絶好のコンディションとなった。
出発してからしばらくは、予想通りよく歩かされた。
ゴールの陸中間崎駅からは、13:36から17:17まで電車がない。装備を乾かす時間が欲しいので、11:30にはゴールしておきたい。気持ちが急く。
川幅は狭く、谷合を流れていく。途中、けい鼻渓までは、全く民家もなく、というか、民家にアクセスしようがないので、ソロで下る時は注意が必要だ。トラブったからと言って、歩いて帰れない。
水も渓谷も美しい。川底が砂の沢というのは初めての経験だ。
魚も沢山いて、艇の上から眺めるだけで楽しめる。
けい鼻渓は遊覧船もある観光スポットって、工事が行われていたて。トイレも売店もある。
けい鼻渓の終わりには堰があり、行けば確実に死ねるので厳重注意。
魚道を使って艇を運ぶ。
けい鼻渓を過ぎると、歩く回数はぐっと減った。いったん水質は悪化するものの、集落を過ぎればまた回復する。ただし、岩ノ下辺りからは、ずっとやや濁り状態だった。
岩ノ下橋を越えて少し行くと、中州を挟んで川が二手に別れていた。そこで私は右のルートを取ったのだが、ブラインドコーナーの先に、川を塞ぐ形で木が垂れ下がっていた。ここで、すぐ中州へ上がればよかったのだが、右をくぐれると判断、近づいたら、くぐった先にも木があることが判明。そのルートは無理だと判った。
慌てて左すみのルートへ向かったのだが間に合わず、土手と木にひかかり、川に対して直角に停滞してしまった。流は艇の下を抜けるのでダメージはないが、全く動けない。
いろいろもがいていたのだが、降りることを決意。
なんのことはない、腰までの深さしかなかった。
これで、10分くらいはロスしてしまった。
それでも、ゴールには11:10に到着し、橋脇の河原を使って装備を乾かした。日差しが有り難い。
さて、これにて旅は終わりだ。
現在、陸中間崎駅のホームでこれを書いている。河原からここまでは徒歩3分で、もちろん無人駅だ。ISDN公衆電話はない。
列車が来るまで、まだ20分もある。
雲多目なれど晴だし、そよ風だし、小鳥のさえずりしか聞こえないほど静か出し、旅の終わりとしては上々だ。
この後、一ノ関で東北新幹線に乗り替え、ラッシュ直前の東京に到着する予定だ。
では、あとはまとめで。(写真も追加するね)
新幹線は2階建のMAXだった。一階席の車窓から見えるホームの風景っていいね。
では、仙台よりPHSにてアップデート。