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10月23日 種子島-鹿児島-東京

 結局漁船には乗れなかった。
 話し声で目覚めたのだが、焼酎の酔いがまだ残っていた。呼びに来てくれたら行ったのだが、結局来てはくれなかった。雨が降っていたからだろうか。
 寝直して、起きたら6:40だった。
 漁船が戻ってきていて、話し声で起きたのだ。
 急いで出発の準備をする。漁協の施設には5、6人の人がいたが、昨日のオッチャンはいなかった。
 出発は、7:10になってしまった。
 雨上がりでウェット路面状態。風が結構ある。
 西之表港へは8時頃着き、パンと缶コーヒーの朝食をとり、ISDN公衆電話からデータをアップロードした。
 9時発、鹿児島商船のフェリーは、鹿児島までの2.540円ぷらす自転車600円。奇数日は種子島から、偶数日は屋久島から出る。
 荷物積み込みに時間がかかり、定刻より遅れて出港。
 古い船なので、かなり揺れる。寝るに限る。
 鹿児島には13時近くに着いた。
 雨。
 雨装備で走り出し、すぐ隣りのかごしま水族館へ。私はアクアミュージアムフリークなのよん。入場料は1,500円也。
 ついでに中で薩摩黒豚カツカレーを食す。650円也。
 水族館の内容は、1,500円としてはまぁまぁで(ジンベイザメを輸送中に死なせてしまったのでいないのが残念だけど)、奄美の海中3D映像20分間はよかった。
 雨は相変わらずで、ペリカン便の受付へ行って大半の荷物を送る。
 おお、自転車が軽い軽い。
 15時過ぎに空港へ向け10号線を進む。
 最悪の道だ。命掛けになるといっていい。悪態をつき疲れた。自転車や歩行者の事などまるで考えられていない道で、歩道のある所ですら、草むらと化していたり、看板だらけだったり、柱が立っていたりで走れない。
 この道を走るくらいなら、さっさと輪行すべし、である。
 10号を離れて、ようやくマシになり、空港まであと10kmという所で、龍門温泉1kmの看板を見つける。すかさず曲がり、入浴、停滞。お風呂セットも送ってしまっていたのでシャンプー出来なくて残念だったけど、ガラスばりの浴室から龍門滝が眺められてよい。
 18時近くまで停滞して、懐中電灯がないことを思い出して、慌てて漕ぎ出す。
 雨、雨、雨。
 しかも、空港まではひたすら登りの上に、その道の酷いことといったら! どう酷いのか書く時間がないのが残念だ。
 鹿児島には、自転車で走れる道はないのか?
 一年分の悪態をついて、18:40にようやく空港到着。マシな服に着替え、自転車を輪行袋へ。
 飛行機は19:40に羽田へ向けて飛び立つ。
 現在19:20、これにてリポートは終了する。
 後日、まとめを書くのでそちらも読んでね。
 ではまた。

ようやく空港!