感染症を防ぐため、背中の毛を剃られる。
この後、教授回診というのがあり、どやどやと先生方がやってきた。いろいろ聞かれ、方法が検討されているとのこと。詳しくは書かないけど。
昼食。ベッドで食え、とのお達し。練習しろ、ということだけどね。あ、尿瓶も練習しなきゃ。
血を抜かれる。明日の輸血の可能性に備えてのことで、70cc程。
お風呂は、ホワイトボードに名前を書く。一日おきで、持ち時間30分也。今夜入りますので、中の様子は後ほど。
コインランドリーは1セットのみ。
腕の皮膚の下に4本注射を打ち、15分待ってアレルギー反応を調べる。一番手前の赤点は、採血した時のもの。
ハードコルセットの仮合わせ。
脚の太さ等、サイズを測る。これは研究用?
地下の売店で今後必要になってくる品々を買い求めた。左上がストロー付きコップ。その右がスプーン。水色の物体はおしめで、これは同室の、もう必要なくなった方から譲り受けた。「簡単脱着」と書かれているのは、前開きタイプのTシャツ。その右の「+」マークは、T字帯。早い話、フンドシですね。寝たままだと、パンツ下ろせないからねぇ。「パンツ履かない、というのは?」と看護婦さんに問い掛けるのは、白い目で見られるので止めておいた方がいいでしょう。
尿瓶は、もう名前入りのが準備されています。写そうかとも思いましたが、まぁお馴染みの形なのでやめておきました。リクエストがあれば、なみなみと溜めた状態のを載せますが。
現在16:10。アップロードします。
足に血液型を示すタグが付けられた。どうやら退院まで外せないらしい。って、冗談でしょ? それ。
あと、前屈をしているところを何枚かポラロイドで撮られた。これについては、「まとめ」で書くかも知れない。
ま、夕食ですね。食物リミットは21時でそれ以降は飲み食い禁止。
こちらがお風呂。とはいえ、健常者はシャワーのみ。
これはネブライザー。気管支の粘膜を保護したり、痰の出をよくしたりするもの。出てくる蒸気を吸います。明日のチューブ挿入に備えて、まずは10分間。
と、いうわけで、手術前のアップロードはこれが最後だと思います。
今考えると、これはちょっとアブノーマルな企画だったと、やや反省しています。全身麻酔であり、100%安全とは言いきれれない訳で、それまでを生でリポートするということは、これでリポートが再開されなかった場合、いやな思いをする人もいるでしょう。でも、手遅れです。ここまでおつきあい頂いた以上、最後までおつきあい下さいませ。
明日の予定は昨日書きましたので、麻酔についてもう少し。
麻酔は、点滴より静脈麻酔剤が入り、患者は眠ってしまいます。安全を確認した後、鼻と口からチューブが入れられます。酸素マスクももちろんしてます。酸素と一緒に全身麻酔のガスが送られると、肺が自分で呼吸を行うのをやめてまうそうで、そのため、機械によって呼吸させられれます。
手術が終わると、患者は起こされ、呼吸が自力で行えることが確認された後、呼吸器は外されるそうです。
現在、20:40。
では、再開まで。